1合目御門口→5合目御金蔵
巨岩巨石と緑が織り成す、
独特の景観を見せる早池峰山。

見えているのは山頂ではありません。

標高1300mから山頂までの一帯は、
早池峰山固有種・希少種の花々をはじめ、
多くの高山植物が咲き誇ることから、
国の特別天然記念物に指定されています。

岩場だらけの斜面には、
溢れんばかりの花々が咲き競っているはず!

振り返ると、緑に覆われた薬師岳が大きく迫ります。

眼下には、小田越の登山口が小さく写ります。
いつの間にか、大分登ってきたんですね。

優しげな山岳風景が広がります。
岩場を1歩1歩登っていきます。

登山道の両脇には、高山植物保護のため、
ロープが張られています。

ホントに岩だらけ・・・
とても可憐な高山植物が咲くような場所には思えませんが・・・
咲いてるんです、こんなにたくさん!!
こんな険しい場所にも・・・
岩場を彩る可憐な高山植物。

気が付けば、登山道の周囲は色とりどりの花だらけ。
これだけ花に彩られる山というのは、
全国的に見ても、そうはないと思います。

深田久弥氏が記した「日本百名山」は、登山ブームを巻き起こすベストセラーとなりましたが、
同じ百名山という名を冠したものに「花の百名山」というものがあります。

脚本家・作家であり、こよなく山を愛した田中澄江氏が記した「花の百名山」。
その名が示すとおり、日本全国の花の名山を紹介した本です。
今日では、日本百名山と共に、登山者のバイブル的存在になっている本です。

その中で、田中澄江氏は「早池峰山」について、こう記しています。

「何故山に登るかと問われて高山植物の花にあうためにと答える私の山旅は、早池峰に至ってその目的を達したようである。
からだの疲れもほとんど感じなかった。」

「かなりの急坂にちっとも疲れをおぼえず、頂上の早池峰神社の奧社まで辿りつけたのは、
ただただ花たちの豪華さのためである。」

岩だらけの景観も独特なら、咲く花々も独特。

他の山にはない特異性が、早池峰山の大きな魅力になっています。

岩場を登り詰めて、
やや平坦な地形の5合目に到着。
標高は1600mを超えたあたりになります。
ここで多くの登山者が休憩を取るようで、私たちも当然休憩。

山頂は、正面ではなく、左手の稜線上にあります。

さて、このあたりで、早池峰山に咲く花々を、
ほんの少し紹介していこうと思います!

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