車山山頂→車山乗越→蝶々深山

しばし景色を堪能したら、車山山頂からの下り。
こちらにはリフトがありますが、当然歩いて下ります。

整備された石組みの階段が続きますが、なかなかの急勾配。
登りは結構しんどそうです。

一気に遠ざかる車山山頂。

山頂付近ではあまり見られなかったニッコウキスゲが、
再び咲き誇りだします。

車山と、今から向かう蝶々深山との鞍部にあるのが「車山乗越」。

周囲は相変わらず、見渡す限りの草原です。

霧ケ峰には、幾重にもトレッキングルートが整備されています。
豊富な高山植物を存分に楽しみながら、
さわやかな高原漫遊を堪能できます。
目の前には、蝶々深山(1839m)の緩やかなピーク。

気持ちよさそうな道が、その頂へ向けて伸びています。

いや、ホントに気持ちいい!!
蝶々深山の斜面も、黄色く染まっています。
緩やかに登って、蝶々深山の頂上が近づいてきました。
広々とした蝶々深山の山頂に到着。
その一角に腰を下ろして、菓子パンの昼食タイム。

さて、このあたりで霧ケ峰に咲いていた花々を、
一部だけ、ご紹介していこうと思います。

霧ケ峰を彩る花々
イブキトラノオ(ダデ科)

トラの尻尾に似ている・・・から、この名が付いたのかな?
どこの山でも見られる高山植物です。

2週ほど前に登った岩手県の早池峰山には、この花の近縁種である、
「ナンブトラノオ」が咲いていましたね。

シシウド(セリ科)

大きいものだと2m近い高さになるだけに、よく目立つ花す。
小さな花が集まって、大きな花を形成しています。

この仲間は、欧州では古くから薬用やハーブとして用いられており、
このシシウドも、日本では根を古くから薬用に用いてきたようです。

ちなみに、「シシ」とはイノシシのことで、
冬場に、イノシシが土を掘り起こして、その根を食べることから、
この名が付いたようです。

ノアザミ(キク科)

日本各地に見られる花ですが、地方によって様々な変種が見られ、
その種類は100種にも及ぶという花です。

ヨツバヒヨドリ(キク科)

夏の高原には必ず咲いているといっても過言ではない花。

ハクサンフウロ(フクロウソウ科)

夏の高山植物の代表格のような花です。
東北から中部(伊吹山まで)の高山に広く分布しています。

テガタチドリ(ラン科)

千鳥が飛ぶ姿に似ているから、この名が付いた花。
中部山岳以北の高山に広く分布している花です。

ニッコウキスゲ(ユリ科)

やはり、今の時期の霧ケ峰を代表するのは、この花。
ニッコウキスゲ自体は、「日光」の名を冠してはいるものの、
日本各地でよく見られる花で、
北海道や東北では海沿いにも咲いています。

霧ケ峰のニッコウキスゲが有名なのは、
やはり大群落を形成してるからでしょうね。

蝶々深山からの眺めも広々としています。

霧ケ峰は、実に優しげな山です。

アルプスの山並みは、やや霞気味になってきました。
雲も多くなってきましたが、
槍ヶ岳は、まだその穂先を覗かせていました。

さて、そろそろ蝶々深山を出発です。

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