那須岳(栃木県・1915m)

コース最高標高:1915m

コース標高差:535m

コースタイム:約5時間半

コースレベル:初心者向け
(*朝日岳周辺は、要注意)

コースガイド
・主峰茶臼岳へは、ロープウェイ利用で約1時間で登頂可能。

・今回紹介する茶臼岳〜朝日岳の縦走コースは、
  2000mに満たない標高ながら、アルペンムードたっぷり。

・朝日岳周辺は鎖場が連続する岩場の道で、注意が必要。

・樹林帯がほとんどないコースなので、真夏はきつい・・・
  というか、やめといたほうがいいかも。

・登山の後は温泉!という方には、ぴったりです。

栃木・福島県境に雄大に裾野を広げる那須連峰。
温泉も豊富で、関東有数のリゾートエリアとしても知られていますが、
この山を越えれば、「これよりみちのく」。
私にとっても、帰省の度に目にする、馴染みの深い山といえます。

今なお噴煙を上げる主峰・茶臼岳を中心にそびえ上がる山々は、
2000mに満たない標高ながら、アルペンムード一杯。
ロープウェイ利用のお手軽な茶臼岳から、
切り立った岩場が連続する、スリル満点の朝日岳へと縦走し、
那須岳の魅力を充分に堪能することが出来ました。

一般的コースタイム:那須山頂駅(45分)→茶臼岳(40分)→峰の茶屋(40分)→朝日岳の肩(15分)→朝日岳(40分)

             →峰の茶屋(40分)→那須山麓駅

 

登山口まで
那須岳は、栃木・福島県境に聳える火山群の総称で、
主峰は栃木県側の茶臼岳(1915m)。
連峰中の最高峰は、県境にある三本槍岳(1916m)です。
日本百名山にもその名を連ねる名山です。

那須の名を冠する山はなく(八ヶ岳などと同じ感じですね)、
通常、那須岳といえば「茶臼岳」のことを指すようです。
また、茶臼岳は連峰中で唯一、現在も活動中の火山です。

(写真は、那須塩原市の那珂川河畔から眺める那須連峰。
 中央の丸みを帯びたピークが茶臼岳です。数年前の写真です)

那須岳は、中腹まで観光道路が整備されているほか、
主峰・茶臼岳へは、さらにロープウェイが架けられていて、
200mちょっとの登りで、その頂上に立つことが出来ます。

比較的手軽に登山を楽しめる割には、
樹林が少ない道中のため、アルペンムードが溢れ、
随所から絶景も楽しめ、人気の山となっています。

(那須岳の中腹まで登る有料道路「ボルケーノハイウェイ」からの那須岳。
 中央が茶臼岳。その右が朝日岳。これも数年前の写真です。)

自宅のある横浜から、実家のある岩手県花巻までの帰省。
その途中で手軽に登れる山ということで、今回の那須岳登山が実行されました。
東北道からのアクセスも、インターを下りたら1本道という手軽さ。
問題は、地理的に天候が急変しやすい山ということくらい・・・

横浜の自宅を午前2時に出発し
(東北道に4時までに入り、ETC深夜割引をGETするため)

夜の首都高をスムーズに通過し、途中仮眠を挟みながら、
東北道・那須ICに到着したのが、朝の7時半過ぎ。

インターからは県道21号線で、那須岳へ一直線。
天気はまずまずのようです。

雲海に浮かぶ那須岳ということは・・・

当然、高度を上げていけば雲の中へ・・・。

那須岳を登る「ボルケーノハイウェイ」は、
全く展望が利きません。

上で紹介した写真を撮影した展望台も、ご覧の白い世界。

でも、麓からは、雲の上に山並みはくっきり見えてましたので、
さらに登っていきます。

那須ロープウェイの山麓駅の近く辺りから、
ガスが切れだしてきました。
ロープウェイの始発は8時半で、まだ時間があったので、
さらにボルケーノハイウェイを登ってみました。

ガスの切れ間から、ドーム型の頂上の茶臼岳が姿を現しました。
まさに活動中の火山という感じで、荒々しい山肌ですね。

ボルケーノハイウェイの終点である「峠の茶屋」です。
那須連峰のピークの一つである、朝日岳(1896m)が間近に迫ります。

ロープウェイを利用せず、あくまで自分の足で!という場合には、
ここが登山の基点となります。
広い駐車場にトイレ、売店や売店があります。

 
再び那須ロープウェイの山麓駅。
この地点で、すでに標高1380mあるのですが、
ロープウェイを利用すれば、
標高1684mの山頂駅まで4分ほどで運んでくれます。
運賃は片道650円です。
始発は団体さんで混雑していたため、
次の便を利用することにして、ゆっくりと準備。

今日は13分間隔の運転で、
大音量のスピーカーから案内の放送が響き渡っていました。

自分を含めて5人の乗客を乗せて、ロープウェイは出発。

絶景が広がるであろう眼下は、
あっという間にガスの海に覆われてしまいました。

ただし、視線より上は視界が利き、
これから向かう朝日岳もすっきりと見えていました。
あっという間に山頂駅。
茶臼岳の頂上はすぐそこにある感じですが・・・

ここで注意していただきたいのは、
手軽そうに見える茶臼岳への道ですが、
火山礫の道で歩きにくい上、頂上付近は岩場となります。
天候の急変も多い山ですので、安易な登山は禁物です。

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