竜宮小屋→ヨッピ吊橋
山ノ鼻からここまで、
ずっと東に向かって歩いてきたわけですが、
ここで進路を北西に変えて、
尾瀬ヶ原の周遊を続けます。
竜宮小屋近くで、大分休憩したため、
時刻は10時過ぎ。

ハイカーの数もどんどん増えてきました。

竜宮小屋からヨッピ吊橋へ向かうルートは、
行き交う人も少なく、
自分のペースで歩けます。
人が少ないのはいいのですが、
こちらは水芭蕉もちらほら見られる程度。

尾瀬といえば水芭蕉というイメージですが、
その他にも、多くの高山植物が咲き乱れます。

このコース沿いも、
これからお花畑の道になるようです。

百名山・燧ケ岳は福島県側に聳えていて、
東北地方の最高峰です。

周囲は山深い地域であり、
ドライブがてら眺めるという山ではありません。

しかもこれだけ至近距離から眺められるというのは、
やはり登山者の特権です。

前方の、並木のような森が近づいてくると、
ヨッピ吊橋も、もうすぐです。
ヨッピ吊橋→山ノ鼻
ヨッピ川に架かる「ヨッピ吊橋」。

この先、2時間程度で、
百名瀑として名高い三条の滝へ行くことができますが、
途中の吊橋が通行止めになっているため、
このルート経由では行くことが出来ません。

(注:ルートについては、尾瀬保護財団のHPなどでご確認下さい)

今日は、ここから山ノ鼻へと戻ります。
振り返れば、燧ケ岳。

行きも帰りも、百名山に向かっての歩き。
贅沢なハイクです。

ヨッピ吊橋から南下していくルートは、
メインルートではないこともあってか、
行き交う人の数はまばら。
どんどん遠ざかっていく燧ケ岳。
まだまだ冬枯れた風景の尾瀬ヶ原。
木道が整備され、平坦なルートが続くとはいえ、
鳩待峠からは10キロ以上歩いてきています。

高齢ハイカーも多く訪れる尾瀬。
私も、朝の凍結木道でこけましたが、
怪我をする人の数がとても多いとのこと。

無理はせずに、余裕を持った行動が大切。
私のような単独行では、尚更です。

木道の上で腰を下ろしている若い男性。
その背中には、身長の倍近くあるダンボールの山。

山小屋まで、食料や飲料などの荷物を運ぶポッカさんですね。
ご苦労様です。

山ノ鼻が近づいてくると、ハイカーの数も激増。
渋滞が発生しておりました。
渋滞にはまり中。

ペースは遅くなりますが、
その分、ゆっくりとこの絶景を堪能・・・

と思いきや、前を歩いていた女性が足を踏み外し、
顔面から湿原へ落下し、
かなりヒヤッとしました。

やっぱり、わき見は禁物です・・・

大勢の人で賑わう山ノ鼻へ戻ってきました。
大分気温も上がってきて、汗がダラダラ状態です。

まあ、ほとんどの方は登山装備されているのですが、
中には、今から街にでも行くの?という感じの、
ホットパンツのコもいました。

尾瀬は「観光地」でもあるんですね。

山ノ鼻→鳩待峠
山ノ鼻には、研究見本園という場所があります。

1周30分ほどで巡ることが出来る園内には、
尾瀬に咲く花々の多くが揃っています。

時間がないときや、体力に自信がなければ、
こちらを歩くという選択肢もあります。

人の手が加わった湿原ですが、
水芭蕉の群落は、尾瀬の中でも最大とのこと。
菓子パンの昼食をとり、
300円のペットボトルの水を補給した後、
鳩待峠への道を戻ります。

さすがに凍結の心配はもうありませんが、
いかんせん、峠へ向けての登りとなるので、
ペースが落ち気味。

すでに時刻は12時近くですが、
今から尾瀬ヶ原へと向かう人の多いこと多いこと・・・

老若男女、隊列をなしてすれ違っていきます。

最後の最後が、かなりの急登。
すでに15キロ近く歩き、バテ気味の中、
坂の途中で何度も立ち止まり、息を整えながら、
やっとこさ、鳩待峠へと帰還。

時刻は1時半。
約7時間半の尾瀬ヶ原ハイクが終わりました。

峠には、各地の団体バスが集結していました。

やはり尾瀬のネームバリューはすごい。

売店で、どら焼を2個買って、パクパク。

疲れた体には、糖分補給が不可欠。

乗り合いタクシーで、戸倉の駐車場へと戻ってきました。

駐車場もほぼ満車状態。

車の中で1時間ほど仮眠して、
今夜の宿泊地である、長野県上田市へと向かいました。

トレッキングトップへ