天狗の露地→将軍平
天狗の露地から先は、さらに傾斜は増してきます。
直線的に頂上を目指すルートだけに、
距離は2キロちょっとながら、基本的に急勾配。

しかも、土石流が流れ落ちた後のような登山道。
非常に歩きにくいこと、この上ありません。

倒木は、階段のように並べられていますが、
階段としての機能は全くありません。

一歩一歩、呼吸のリズムに合わせながら、
ゆっくり登っていきます。

しらびその森の中、一直線の登りが続きます。
振り返れば、ゲレンデのような急勾配に、
よくまあ、こんな所を登ってきたもんだと、
自画自賛の境地に(笑)。
なおも続く、階段状の登山道。
しかし、どんな道にも必ずゴールはやって来る。
ずっと森の中を辿ってきた道は、
突然、開けた平地に出ます。
標高約2360mの将軍平に到着です。

山小屋(7月より営業)もあり、
多くの登山者が休憩していました。

もう蓼科山の頂上は、すぐそこに迫っています。

*トイレは有料(200円)
 営業中は宿泊のほか食堂、売店営業あり。

岩が積み重なる、蓼科山の山頂部。
そこをよじ登っていく登山者の姿も見えます。

ここからは、さらなる急登の道が待っています。

将軍平→蓼科山頂ヒュッテ
しばらく休憩した後、
一人の登山者の後を追うように、将軍平を出発。
山頂へ向けて、一直線に登る登山道。
大きな岩がごろごろ、
しかも、これまでにない急勾配。

鎖場も出現します。

もはや、普通に登っていくことは出来ません。
転倒でもしたら、流血必死の状況。
ゆっくりゆっくり、1歩1歩登っていきます。
1歩登り終えた、その視線の前に、
次なる大岩が、でーんと待ち構えている感じ。

登山の基本・三点支持を忠実に守りながら、
慎重に、次の1歩を踏み出していきます。

振り返れば、もう将軍平は遥か下。
いつしか私は、別世界へと入ってきたようです。
将軍平から山頂までは、ずっと、こんな感じです・・・

ゆっくりでいい、何も焦る必要もない。
1歩1歩進むたびに、
ゴールは確実に近づいてきているんだから。

森林限界を超え、
パノラマチックな風景が、眼下に広がりだします。
将軍平付近の山肌には、
「影」蓼科山がくっきりと浮かび上がっていました。
時々歩みを止めて、息を整えながら、
また1歩1歩、女ノ神様の元へ近づいていきます。
一直線に登ってきた登山道が、
左へ大きく巻き始めました。

ここまで来れば、山頂はあと少しです!

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