蔵王山(宮城、山形県・1841m)
コース最高標高:1841m

コース標高差:101m

コースタイム:約2時間

コースレベル:初心者向け

コースガイド
・標高1740mの駐車場までマイカーやバスでアクセス。
 最高峰・熊野岳までは、トレッキングというよりは、
 散策のような感じで至る事が出来ます。

・蔵王は天候の急変が多い山なので、雨具は必携。

・コマクサなどの高山植物が豊富。温泉も事欠かない。

(訪問日:2008年7月1日)

宮城・山形県境にピークを連ねる火山群の総称が「蔵王山」。
山そのものよりも、「蔵王のお釜」「樹氷」などの自然景観や、スキーで有名ですね。

古くから山岳信仰の対象とされてきた霊山でもあり、
山名も、奈良県吉野の金峯山寺
(きんぷせんじ)・蔵王堂の本尊である、
「蔵王権現」を祀ったことに由来しており、その雰囲気は随所に見られます。

標高1740mの刈田岳駐車場まで観光道路が整備されており、
蔵王連峰の最高峰である熊野岳(1841m)までは、約2時間で往復できます。
行程は短いながらも、「お釜」をはじめとする迫力ある火山景観、
豊富な高山植物に、山頂からの360度の大パノラマと、
魅力が凝縮されたトレッキングを楽しむことが出来ます。

一般的コースタイム:刈田岳駐車場(60分)→熊野岳山頂(45分)→刈田岳駐車場

 

平日でも混雑する刈田岳駐車場

山岳観光道路の終点である、刈田岳駐車場です。
駐車場自体は無料ですが、観光道路のほうは有料です。

一角には、立派な県営レストハウスが建っており、
火山活動時には、避難施設としての役割も果たします。

レストハウスの左手に、蔵王連峰の最高峰である、
熊野岳が見えています。

駐車場からの眺めは、穏やかな山岳風景。
刈田岳駐車場→馬の背
レストハウスの脇を進むと、
熊野岳の荒々しい全景が見渡せます。
観光客の多くは、レストハウスのすぐ裏手にある、
刈田岳山頂(1758m)へと向かっていきます。

その頂上には、刈田岳神社があり、
吉野の金峯山寺へ向かって、蔵王権現が鎮座しています。

駐車場から歩いて5分ほどで、
かの有名な「蔵王のお釜」が見えてきます。
「お釜」は、蔵王の最も新しい火口であり、
周囲に緑がないということも、
火山活動から日が浅いことを物語っています。

エメラルドグリーンの湖面は、
天候によって、その色を変えていくことから、
「五色沼」という別名も持っています。

熊野岳へとつづく道。
登山道というよりは、遊歩道ですね。

山頂直下に、緩やかに弧を描く稜線が、
「馬の背」と呼ばれているところです。

火口湖である「お釜」は、直径約360m。
その水深は約40m。

まさにポッカリと口を開けたという表現がぴったりですね。

整備された道を緩やかに登って行きます。

お釜までは、切れ落ちた断崖となっており、
結構迫力があります。

やがて遊歩道のような道は終りを告げ、
登山道らしくなってきます。
大小の石が散らばる斜面を登っていきます。

山頂までは、写真のように一定間隔で木柱が立っており、
濃霧時などに道に迷わないようになっています。

荒々しい火山風景の中にも、たくさんの花が咲いています。

斜面をピンクに染めているのは「コイワカガミ」。

高山植物の女王として名高い「コマクサ」も一杯咲いています。
こちらは「ハクサンチドリ(ラン科)」。

ポピュラーな高山植物ですが、美しい花を咲かせるため、
人気の高い花ですね。

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